付録4 ハントさんのブログから
作者のアンディ・ハントさんの最近のブログからこの本に関係のありそうな記事の概要をご紹介
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8月25日(2010年)
http://blog.toolshed.com/2010/08/how-not-to-eat-an-elephant.html
"how do you eat an elephant?" という答えに対しては "one bite at a time." と答えるのが「正解」とされているそうですが、これについてハントさんが異論を唱えています。「一口ずつゾウを食べ続けたら、何日かかるかわからない。そんなにずっと食べ続けられるわけがないだろう」。 -
5月4日(2010年)
ドミニカン大学(米国イリノイ州)の研究によると、目標を達成するために次の三つをすると、とくに助けになるとのことです。- 目標を書き留めること
- 目標を公にすること。たとえば、友人などに公言する
- アカウンタビリティ ── たとえば、定期的にどうなっているかを友人に報告する
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4月27日(2010年) Study shows brief meditation helps cognition
Science Dailyの記事によると、4日間程度の20分間の瞑想でもかなり効果が上がるという結果が出たそうです。 -
3月8日(2010年)TedX RTP mind map and presentation
TedX RTPという集まりでのハントさんの講演(このビデオの最初の部分) と 講演の内容を表したマインドマップ 。講演の内容は、ほぼ『リファクタリング・ウェットウェア』に書かれているもので、アイディアのとらえ方についてです。 -
1月19日(2010年) Read Faster by Reading Less
SQ3Rに関連して、ドイツで5Sと呼ばれている方法の紹介。 5Sはドイツ語でのはなしで、英語では次のとおり。- Survey
- Question
- Search
- Write
- Memorize
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10月27日(2009年) Smiling better than antidepressants?
英国の二人の科学者が、「笑うこと」と「送信するメールの数を減らすこと」で、より強い幸福感が得られるのではないかとの説を提起しているそうです。 二人の著書は Beating Stress, Anxiety & Depressionです。 -
8月25日 Placebo effect: it's not all in your head
WIREDの記事によると鬱に対して偽薬も普通の薬と同じくらいの効果が合ったそうです。気持ちの持ち方ひとつでずいぶんと変わってしまうのです。 - 5月18日 Daydreaming is
hard work
Science Dailyの記事によると白昼夢状態のときには、これまで考えられていたよりも脳が働いているのだそうです。 - 5月12日
Lack of sleep causes cumulative cognitive dysfunction
ペンシルバニア大学の研究者らによる研究によると、睡眠不足は自覚のない認知力低下を引き起こすそうです。 - 5月1日
You are what you do
ニューヨークタイムズの記事に、この本の内容と共通の見解が述べられています。 - 4月6日 Broken Windows proved in the Netherlands
エコノミストの記事にオランダで「割れた窓理論」(56ページ参照)を実証する実験結果が得られたことが書かれていたそうです。