Post-Up
- 全員でなるべく多くのアイディアを出すゲーム 英語版
- プレイヤーの数: 1~50人
- 所要時間: 10分〜1時間
- 本のページ: p. 70
目的
このゲームの目的はアイディアを出すこと。全員が黙って付箋に書いていきます。
進め方
付箋を使ってアイディアを出す方法は多数あります。アイディアを出すというのはもっとも基本的なゲームで、最初に質問やテーマを書いておいて、参加者はブレインストーミングをしてその答えを出し合います。たとえば「製品Xの用途はどんなものが考えられるか?」といった質問からこのゲームを始めます。
ホワイトボードに質問またはテーマを書きます。各自でブレインストーミングをして答えを出してもらい、黙って付箋1枚にアイディアをひとつずつ書いてもらいます。黙ってやるのは邪魔されずに考えるためで、付箋に別々に書くことにより、あとでシャッフルして分類することができます。一定時間が過ぎたら、各メンバーに付箋をホワイトボードに貼って簡単に説明してもらいます。
ほかの人のアイディアを見てまた別のアイディアが湧いてきたら付箋に書き、全員の説明が済んだ後でそれも壁に貼ることができます。
戦略
アイディアを出すのは開幕の行為であり、最初の一歩です。ここから親和図や、ボトムアップツリーを作ったり、アイディアの体系化やランク付けをしたりします。
「Post-Up(貼り出し法)」は『問題解決のための高速思考ツール』(デイビッド・ストレイカー著、富沢昇訳、エスアイビーアクセス)で紹介されているゲームをもとにしたものです。