OS X 10.9公開に伴う変更点
OS X 10.9公開に伴う変更です。
ほとんどのワザは10.9でも表記どおりに動作しますので、安心してお読みください。主な変更点は次のとおりです。
- Dock関連のファイルに変更があったようで、#107、#114、#115、116」がうまくいかなくなりました。
- 「メール」の動作が安定していないようです。このためかどうかはわかりませんが、#008 のショートカットの作成がうまくできませんし、#38、#39、#41がうまくいきません(動作が安定すれば治るかもしれません)
- Launchpadのデータベースが削除できなくなったようで、#153がうまくいきません。
- #198の「Finderのツールバーへのアプリのドラッグ」がうまくいきません。
ひと通り確認しましたが、お気づきの点は、ご連絡ページからお知らせいただければ幸いです。
刷 | ページ*1 ワザ# |
場所等 | 変更前 | 変更後 | 注 | 公開日 (月/日/年) |
---|---|---|---|---|---|---|
10.9公開に伴う変更です。 | ||||||
すべて | すべて | 各tip冒頭の「○△×」のマークのOSを表す数値 | 10.9? | 10.9 |
10.9での確認を行っています。
すべてのページを改訂するとコストが膨大にかかってしまいますので、増刷になってもマークの変更は反映されませんが、悪しからずご了承ください。 |
10/23
/2013 |
2刷まで |
p014 #013 |
本文2行目 | [プリントとスキャン](10.6では[プリントとファクス]) | [プリントとスキャン](10.6では[プリントとファクス]、10.9以降では[プリンタとスキャナ]) |
[プリンタとスキャナ]のほうが自然ですね。
なお、以下の各ページ(ワザ#)についても同じように変更してください。
p165(#175)、p166(#176)、p167(#178)、p181(#198) |
11/8
/2013 |
2刷まで |
p066 #071 |
3行目 |
1. [システム環境設定]→[言語とテキスト]→[テキスト]と選択し、左側の置換リストの下の[+]ボタンをクリックします。
2. [置換前]の欄に、特定の置換を実行させるためのキーワードを入力します。たとえば、法律関係のいつも使うフレーズを挿入したい場合は「legalph」といったキーワードにします。普段は使わないようなものをキーワードとして登録することが重要です(日本語の文字を入れることもできます)。 3. タブキーを押して[置換後]の欄に移動します。こちらは、先ほどのキーワードの代わりに実際に入力(つまり、ペースト)したい語や文、パラグラフ(複数可)を設定するところです(改行するにはoption+return、字下げするにはoption+tabを入力します)。小さな入力欄ですが入力した内容が全部見えていなくても心配はいりません。全部記録されます。終了するにはreturnキーを押します(こちらにも日本語の文字を入れることができます)。 登録したい定型テキストをすべて登録するまで、上記の手順を何度でも繰り返します。 置換機能を利用したいアプリでは、そのメニューの[編集]から[自動置換]の[テキストの置換]を選択して横にチェックを付けておきます。これは一度だけで大丈夫です(標準アプリでない場合、少しメニューの項目名が違っている場合があります)。そのアプリに関して置換機能をオフにするには、横のチェックを外します。 置換はキーワードを入力したあとにスペース(全角スペースでもOK)を押した場合にだけ行われます。 置換テキストの登録を削除するには、[システム環境設定]→[言語とテキスト]→[テキスト]で、置換テキストのリストの削除したい項目を選択して[-]ボタ ンを押します。一時的に置換をオフにしたいときは、項目の横のチェックを外すだけにします。 |
1. [システム環境設定]→[言語とテキスト]→[テキスト](10.9では[キーボード]→[ユーザ辞書])と選択し、左側の置換リストの下の[+]ボタンをクリックします。
2. [置換前](10.9では[入力])の欄に、特定の置換を実行させるためのキーワードを入力します。たとえば、法律関係のいつも使うフレーズを挿入したい場合は「legalph」といったキーワードにします。普段は使わないようなものをキーワードとして登録することが重要です(10.8までではここに日本語の文字を入れることもできます。10.9では漢字や日本語の句読点は入れられませんし、ひらがなやカタカナは入力できるものの、置換対象にはならないようです)。 3. タブキーを押して[置換]の欄に移動します。こちらは、先ほどのキーワードの代わりに実際に入力(つまり、ペースト)したい語や文、パラグラフ(複数可)を設定するところです(改行するにはoption+return、タブを入れるにはoption+tabを入力します)。小さな入力欄ですが入力した内容が全部見えていなくても心配はいりません。全部記録されます。終了するにはreturnキーを押します(こちらには日本語の文字を入れることができます)。 登録したい定型テキストをすべて登録するまで、上記の手順を何度でも繰り返します。 置換機能を利用したいアプリでは、そのメニューの[編集]から[自動置換]の[テキストの置換]を選択して横にチェックを付けておきます。これは一度だけで大丈夫です(標準アプリでない場合、少しメニューの項目名が違っている場合があります)。そのアプリに関して置換機能をオフにするには、横のチェックを外します。 置換はキーワードを入力したあとにスペース(全角スペースでもOK)を押した場合にだけ行われます。 置換テキストの登録を削除するには、[システム環境設定]→[キーボード]→[ユーザ辞書]で、置換テキストのリストの削除したい項目を選択して[-]ボタ ンを押します。一時的に置換をオフにしたいときは、項目の横のチェックを外すだけにします(10.9にはチェック欄はなし)。 |
[言語とテキスト]は[言語と地域]と名前が変わり内容も変わったようです。置換文字列の指定は[キーボード]の[ユーザ辞書]という項目で行うようになりました。 |
10/23
/2013 |
2刷まで |
p060 #067 |
「サービス」の設定の本文2行目 |
[キーボードショートカット]→
[(キーボード)ショートカット]
なお、以下の各ページ(ワザ#)についてもおなじように「キーボード」を括弧にいれてください。 p134(#141)、p149(#155)の脚注、p159(#169)、p160(#169)、p160(#173)、p232(#250)、p274(#290)、p306(付録A A.8.4)、p307(付録A A.8.7)の2箇所 |
10.9では、[ユーザ辞書]と[入力ソース]という項目が加わり、(長すぎる?)[キーボードショートカット]は[ショートカット]に変更されました。 |
10/23
/2013 |
|
2刷まで |
p063 #070 |
下から4行目 | ただし、10.7以降では、[ラテン文字]や[ギリシャ文字]などは隠れていてすぐには入力できなくなっていますので、 | ただし、10.7と10.8では[ラテン文字]や[ギリシャ文字]などは隠れていてすぐには入力できなくなっていますので、 | 10.9では、[ラテン文字]と[ギリシャ文字]が復活したようです。標準設定で表示されています。 |
10/23
/2013 |
2刷まで |
p067 #073 |
「絵文字の準備」の項 | 絵文字を使うには準備が必要です。 | 10.7と10.8で絵文字を使うには準備が必要です(10.9では[編集]→[特殊文字]で簡単に入力できます)。 |
10/23
/2013 |
|
2刷まで |
p102 #106 |
2行目(最後から2番目の段落) | 10.8では、[マイファイル]をDockに追加しておくと、Dockの[マイファイル]から直接ファイルを開けます。 | 10.8からは、[マイファイル]をDockに追加しておくと、Dockの[マイファイル]から直接ファイルを開けます。 | 10.9でもOKです。 |
10/23
/2013 |
2刷まで |
p102 #107 |
互換性のアイコン | 10.9?が○ | 10.9は× | com.apple.dock.plistはありますがこれを捨てても初期状態には戻りません。ほかのcom.apple.dock.ではじまるファイルはなくなりました。 |
10/23
/2013 |
2刷まで |
#114 #115 #116 |
互換性のアイコン | 10.9?が○ | 10.9は× | Dock関連の内部処理が変更になったようです |
10/23
/2013 |
2刷まで | #126 | 互換性のアイコン | 10.9?が○ | 10.9は× | 10.9では「タグ」機能が表に出て、自分でタグを定義することもできるようになりました。 [Spotlightコメント]の欄は[タグを追加]に変わり、ここに自分の好きなタグを追加することができます。 |
10/23
/2013 |
2刷まで | p127 | コラムの本文6行目 | 10.8ではマルチタッチトラックパッドを3本指でタップしてもOKです。 | 10.8からはマルチタッチトラックパッドを3本指でタップしてもOKです。 |
10/23
/2013 |
|
2刷まで |
p128 #131 |
下から2行目 | 10.7以降では、URLを右クリックして[クイックルックURL]を選択すればブラウザを起動せずにその場でウェブページをクイックルックできます(10.6ではクリックしてブラウザで見ることになります)。 | 10.7と10.8では、URLを右クリックして[クイックルックURL]を選択すればブラウザを起動せずにその場でウェブページをクイックルックできます(10.6ではクリックしてブラウザで見ることになります。10.9ではリンクの上にマウスをもっていくと右側に表示される表示される▼をクリックすることでプレビューが可能です)。 |
10/23
/2013 |
|
2刷まで |
p136 #145 |
下から1行目 |
10.8では「アプリケーション」「ピクチャ」などのフォルダの日本名でも ... 10.8では「../」は使えません。 |
10.8からは「アプリケーション」「ピクチャ」などのフォルダの日本名でも ... 10.8からは「../」は使えません。 |
10/23
/2013 |
|
2刷まで |
p147 #153 |
互換性のアイコン | 10.9?が○ | 10.9は× | 紹介されている方法でまっさらにすることはできなくなりました。 |
10/29
/2013 |
2刷まで |
p151 #157 |
本文下から2行目 | なお10.8では、画面左下の[+]の右に[-]ボタンも表示されるようになりました。 | なお10.8からは、画面左下の[+]の右に[-]ボタンも表示されるようになりました。 |
10/23
/2013 |
|
2刷まで |
p181 #198 |
互換性のアイコン およびテキストの最後 |
10.9?が○ |
10.9は△ また、テキストの最後に下記を追加してください。 10.9ではサイドバーやツールバーにアプリやファイルをドラッグして追加することはできなくなったようです。10.8で追加してあったものはそのまま使えるようです。 なお、アイコンを選択しておいてから[ファイル]→[サイドバーに追加]を選択することで、普通のファイルやアプリをサイドバーに追加できます。 |
11/8
/2013 |
|
2刷まで |
p188 #201 |
互換性のアイコン | 10.9?が○ | 10.9は― | ラベルよりも、10.9では導入されたタグを使いましょう。 |
11/8
/2013 |
2刷まで |
p193 #217 |
「最初の段落」と「193ページ下から2番目の段落」と「194ページ最初の段落」 |
ほとんどのファイルやフォルダはFinderのサイドバーにドラッグすれば、そこに便利なショートカットを追加することができますが、唯一の例外が「ゴミ箱」です。アップルは「ゴミ箱」のショートカットを作らせたくないようです。ところが、次の手順に従って短くて簡単なAppleScriptを作成すれば、ゴミ箱のショートカットができます。
<中略> 保存したフォルダをFinderで開きます。保存したAppleScriptのファイルをFinderのウインドウのサイドバー内にある[場所]の下にドラッグします。これで完了です。Finderのサイドバーに[ゴミ箱]のアイコンができ、ファイルをそこにドラッグすればゴミ箱に入れられるようになりました。 <中略> もうひとつ、このファイルをドラッグ&ドロップすればFinderのツールバーにも追加できます。 |
OS X10.8までの場合、ほとんどのファイルやフォルダはFinderのサイドバーにドラッグすれば、そこに便利なショートカットを追加することができます(10.9でも[ファイル]→[サイドバーに追加]で追加できます。ショートカットはcommand+control+T)。しかし「ゴミ箱」をサイドバーには追加できません(アップルは「ゴミ箱」のショートカットを作らせたくないようです)。ところが、次の手順に従って短くて簡単なAppleScriptを作成すれば、ゴミ箱のショートカットができます。
<中略> 保存したフォルダをFinderで開きます。保存したAppleScriptのファイルをFinderのウインドウのサイドバー内にある[場所]の下にドラッグします(10.9の場合は[ファイル]→[サイドバーに追加])。これで完了です。Finderのサイドバーに[ゴミ箱]のアイコンができ、ファイルをそこにドラッグすればゴミ箱に入れられるようになりました。 <中略> OS X 10.8までの場合、もうひとつ、このファイルをドラッグ&ドロップすればFinderのツールバーにも追加できます。 |
11/11
/2013 |
|
2刷まで |
p194 #218 |
最初の段落の終わりの部分 | Spotlight検索のアイコンは常に右上隅に固定で移動できません(10.8ではさらに右に「通知センター」のアイコンがあります)。また、(アップル以外の)サードパーティのアプリのアイコンも移動ができない場合があります。 | Spotlight検索のアイコンは常に右上隅に固定で移動できません(10.8や10.9ではさらに右に「通知センター」あるいは「メッセージ」のアイコンがあります)。また、(アップル以外の)サードパーティのアプリのアイコンも移動ができない場合があります。 |
11/11
/2013 |
|
2刷まで |
p195 #219 |
最後に追加 | なお、10.9では「Google Maps」の代わりに、新しいアプリの「マップ」で地図を表示できるようになりました(Google Mapsが選択できる場合もあります)。 |
11/11
/2013 |
||
2刷まで |
p196 #220 |
「Wi-Fi診断」の項 | 10.8では、図16-1にあるように、メニューから["Wi-Fi診断"を開く]を選択するだけで起動できます。 | 10.8以降では、図16-1にあるように、メニューから["Wi-Fi診断"を開く](あるいは["ワイヤレス診断"を開く])を選択するだけで起動できます。 | 10.9では["ワイヤレス診断"を開く]に変わりました。確かに「WiFi」よりは「ワイヤレス」のほうが一般人にはわかりやすいでしょうね。 |
11/11
/2013 |
2刷まで |
p227 #246 |
本文7行目 | 10.8の場合、「メモ」というアプリが新たに登場し、 | 10.8以降の場合、「メモ」というアプリが新たに登場し、 |
11/15
/2013 |
|
2刷まで |
p232 #250 |
#250の本文7行目 | なお、10.8では、初期状態でこのショートカットがオフになっているようです。 | なお、10.8以降では、初期状態でこのショートカットがオフになっているようです。 |
11/18
/2013 |
|
2刷まで |
p235 #255 |
#255本文3行目 | [ウインドウ]→[フローティング CPU ウインドウ]→[横](あるいは[縦])の順で選択します。 | [ウインドウ]→[フローティング CPU ウインドウ]→[横](あるいは[縦])の順で選択します(10.9では[ウインドウ]→[CPU 使用率])。 |
MM/DD
/2013 |
|
2刷まで |
p235 #255 |
互換性のアイコン および冒頭 |
10.9?が○ ユーティリティフォルダに入っている「アクティビティモニタ」を起動すると、現在のCPUの活動状況を表示す小さなフローティングウインドウを表示することができます。 |
10.9は△ ユーティリティフォルダに入っている「アクティビティモニタ」を起動すると、現在のCPUの活動状況を表示す小さなフローティングウインドウを表示することができます(10.9ではこのウィンドウは表示されなくなりました)。 |
11/8
/2013 |
|
2刷まで |
p240 #262 |
#262の本文7行目 | ["XXX"環境設定パネルを取り除く] | ["XXX"環境設定パネルを取り除く](あるいは["XXX"環境設定パネルを削除]) | 10.9では「削除」に変えたようです。 |
11/18
/2013 |
2刷まで |
p244 #265 |
本文最後の段落 | なお、10.8ではcaffeinateというコマンドを使うことができます。 | なお、10.8以降の場合caffeinateというコマンドを使うことができます。 |
11/26
/2013 |
|
2刷まで |
p256 #276 |
本文最後 | なお、10.8では[ディスプレイを検出]のボタンはなくなったようです。 | なお、10.8から[ディスプレイを検出]のボタンはなくなったようです。 |
11/26
/2013 |
|
2刷まで |
p268 #285 |
互換性のアイコン および最初の段落の最後 |
10.9?が○ |
10.9は△ なお、10.9では指定を変えても同じスクリーンセーバしか動かないようです。 |
11/26
/2013 |
|
2刷まで |
p268 #287 |
互換性のマークと「最小化途中で凍りつくウインドウ」の項の冒頭の文の次 |
10.9?が○ |
10.9は△ ただし、10.9では動作しません。 |
11/26
/2013 |
|
2刷まで |
p282 #297 |
互換性のマークのと最後の文 |
10.9?が○ |
10.9は× 10.9(Xcode 5)ではGraphics Toolsのフォルダがなくなってしまったようです。なお、以前のXcodeを保存してあれば、アプリケーション自体は利用できるようです。 |
12/5
/2013 |
|
10.9公開に伴う変更です。 |