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英日翻訳講座 翻訳ダンベル
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第35問 英文読解の問題

次の文章と内容が一致するものを下の4つの中からひとつ選んでください。
(参考 leaven = 発酵させる)

Mention sourdough, and most people think of San Francisco. But once upon a time, all bread was made this way. Not just a specific type of bread, sourdough is a process for leavening bread using "wild" yeast from the natural environment. Until commercial yeast became available in the 19th century, sourdough was the only way to go.
(引用元ページへ)

a. サワードウはサンフランシスコだけで手に入るパン種で、昔も今も変わらず、有名な「サワードウ・ブレッド」だけに使われてきた。
b. サワードウとはパン作りに使われる天然酵母の発酵種のことで、19世紀にイースト菌が市販品として出回るようになるまでは、広く一般家庭で様々なパンを焼くために使われていた。
c. サワードウは19世紀に工場で大量生産されるようになったイースト菌の一種で、サンフランシスコの「サワードウ・ブレッド」を作るのに使われる。
d. サワードウは自然界にある「野生の」イースト菌を、19世紀に工場で大量生産できるように加工したものである。

 

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解答・解説

正解は b. です。その理由は、次の訳例をご覧いただけば明白だと思います。

サワードウと聞くと、たいていはサンフランシスコ・サワードウ・ブレッドを思い浮かべる。しかし、昔はどのようなパンもサワードウを使って作っていた。サワードウは特定の種類のパンを指すだけでなく、天然酵母を使ってパンを発酵させるプロセスを意味する場合もある。19世紀にイースト菌が市販品として出回るようになるまでは、サワードウを使う以外にパンを焼く方法はなかったのである。

a. は「『サワードウ・ブレッド』だけに使われてきた」の部分が、c. は「イースト菌の一種で、サンフランシスコの『サワードウ・ブレッド』を作るのに使われる」の部分が、そしてd. は「自然界にある『野生の』イースト菌を、19世紀に工場で大量生産できるように加工したもの」の部分が、それぞれ原文とは違っています。

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