第25問 英文法の問題
次のワインについての文章を読んで、第1文のgrewが文法的に下のどれにあたるか、ひとつ選んでください。(参考 documentation = 証拠資料)
As early as the 4th Century AD, it is believed that Pinot Noir grew in Burgundy. This early grape was called Morillon Noir. Documentation exists regarding a Pinot grape in the 14th Century AD in the Burgundy area.
(引用元ページへ)
a. 助動詞
b. 自動詞
c. 間投詞
d. 他動詞
正解はb.の自動詞です。
品詞について復習するための問題です。grewはgrowの過去形で、普通動詞ですから、a. の助動詞にはなり得ません。
c. の間投詞は、驚きや喜びなどの感情を表す単語で、これもgrowにはありません。どちらについても、念のために英英辞典や英和辞典で調べてみるとよいでしょう。
d. 「他動詞」は、grewの後を見れば、目的語がないので違うと判断できます。
自動詞のgrowの意味は「(草木が)生える、育つ」ですから、「ピノ・ノワールぶどうは、早くも4世紀にはブルゴーニュ地方に生育していたと考えられています」で筋が通りますね。英文としては "It is believed that Pinot Noir grew in Burgundy as early as the 4th Century AD." の方が「正しい」のですが、ここで著者は「なんと4世紀という古い時代から」と強調したいのです。
残りの部分も含めて全部訳してみましょう。
ピノ・ノワールぶどうは、早くも4世紀にはブルゴーニュ地方に生育していたと考えられています。 このごく初期の品種はモリヨン・ノワールと呼ばれていました。ブルゴーニュ地方には、14世紀のピノぶどうに関する資料が現存します。
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